ダウンロードしたものをチェックする（ISOファイル編）

・ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso  （2.0Gbytes)

・CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso   (7.0Gbytes)

チェックするというは、具体的に何をするかというと、ダウンロードしたファイルのCHECKSUMを調べみるということです。

ファイルサイズが1.0GBytesを超えるようなものは、ダウンロードに時間がかかってしまって、うまくいっていないことが時々あります。

うまくいっていない場合、インストール中にファイルが壊れているエラーや、中断または、挙動がおかしくなってしまうことがあります。

ですので、ダウンロードサイトに、サイズの大きなファイルと一緒にCHECKSUMというファイルがある場合、できるだけチェックしてから使った方が良いです。

今回のものUBUNTUについては、ダウンロード中の画面に

verify your download という項目をクリックするとSHA256 checksum が書いてありました。

・ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso  （2.0Gbytes)

CentOSについては、FTPサイトにファイルと一緒にCHECKSUMというファイルがありました。こちらも中身は、SHA256 と書いてありました。

・CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso   (7.0Gbytes)

SHA256とは、ということで、Wikipedia様に聞いてみます。

SHA-2 - Wikipedia

「SHA-2は、Secure Hash Algorithmシリーズの暗号学的ハッシュ関数で、・・・・」

という感じで、すごいアルゴリズムで計算されているダイジェスト256長のものというざっくりとは、こんな感じだと思います。

とりあえず、目的は、ダウンロードしたものがきちんと公開されているCHECKSUMと一致しているかと確認すればよいので、

SHA256を計算してくれるツールを探します。

CentOSのWikiサイトに、Windows用のチェックツールがありました。
https://wiki.centos.org/TipsAndTricks/sha256sum



リンクをたどると、Raymondさん？の個人サイトになりましたが、

MD5 & SHA Checksum Utility | Raymond's WordPress

CentOSが推奨しているものということで信じて使ってみます。

FreeでもSHA256をチェックできるようなので、ダウンロードしてみます。

ただ、下のリンクはつながらなかたので、



もう一つの「Download from SoftPedia」のリンクを試します。

Download MD5 & SHA Checksum Utility 2.1

左上のDOWNLOAD NOWを選択します。

















以下のような画面が表示されるので、Softpedia Secure Download(US)を選択します。
















数秒待つとダウンロードが始まります。



ツールを起動します。





以下のような画面が表示されます。










では、まず、

ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso から。


ツールのBrowzeを選択します。




ダウンロードした ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso を選択して開くを選択します。




するとISOファイルを読み込んで、CHECKSUMを計算してくれます。









さて、Ubuntuのサイトに書いてあったSHA256の内容と一致しているか確認してみます。



どちらも

C0D025E560D54434A925B3707F8686A7F588C42A5FBC609B8EA2447F88847041

となっており、一致してます。
ちなみに、小文字・大文字の区別は必要ありません。

ダウンロードに失敗している場合は、全然違う並びになるので、最初と最後の数桁を見比べるでもよいですが、サイトにあるSHA256の値をコピーしてツールにペーストして調べることもできます。

ツール側で、SHA-256以外のチェックを外します。
HASHの項目に、サイトにあるSHA256の値をペーストします。











最後に、[Verify] ボタンを押すと、



一致していると以下のような画面が表示され、一致していることを確認することができます。










不一致の場合は、以下のような画面が表示されます。



この場合は、再度ISOファイルをダウンロードしないといけないです。


とりあえず、私のUBUNTUのISOは、問題なかったようなので、
CentOSについても同じように確認してみます。

CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso のSHA256の値は、

3ee3f4ea1538e026fff763e2b284a6f20b259d91d1ad5688f5783a67d279423b

となっています。



こちらも、無事に一致しました。



CentOSは、7.0GBytesもあったのでちょっと不安でしたが、問題なく使えるようです。

今回は、これだけで時間がかかってしまったので、

次回こそ、VMwareにゲストOSをインストールしたいと思います。


参考情報

SHA-2－Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/SHA-2

SHA-256ツール（Windows用）
https://raylin.wordpress.com/downloads/md5-sha-1-checksum-utility/