今回は、Windowsに構築したVMware PlayerにゲストOSとしてUbuntuをインストールしたいと思います。
VMwareに Linux をインストール&設定(Ubuntu 18.04.4編)
事前準備
インストール
設定
インストールで使用するUbuntuのISOファイルは、
ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.isoと以前に入手した、Ubuntu Desktop 18.04.4 LTS版 です。
(2020/04/17時点で最新の安定版です)
仮想マシンの作成
ショートカッキーまたは、スタートメニューから VMware Workstation 15 Player を選択するもしくは、タスクバーの検索ボックスに vmplayer と入力して
VMware Player 15を起動します。
以下のような画面が表示されるので、新規仮想マシンの作成(N)を選択します。
以下のような画面が表示されます。
今回は、日本語版をインストールするため、簡易インストールは使いません。簡易インストールだと既定で英語版になってしまうためです。
ですので、ここでは、[後で OS をインストール(S)] を選択し、[次へ(N)]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、ゲストOSに[Linux(L)]を選択し、バージョンには、[Ubuntu 64 ビット]をリストから選択し、[次へ(N)]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、[次へ(N)]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、[次へ(N)]を選択します。
ディスク最大サイズの変更や仮想ディスクの格納方法(単一/分割)変更することもできますが、今回は試しに使う程度なので、既定値のままでいきます。
以下のような画面が表示されるので、[ハードウェアをカスタマイズ(C)]を選択します。
既定のままでも問題ないとは思います。
ただ、今後の使い方を考えた時、同時に複数のゲストOSを起動する機会は少ないと思うので、ゲストOS1つに割り当てるプロセッサ数とメモリ量は、多めにしておきたいと思います。
既定値では、プロセッサ数1、メモリは、2GBになっていますが、プロセッサ数2、メモリ4GBにします。
ちなみに、私のPC環境は、論理プロセッサ8個、メモリ16GBです。
設定後、[閉じる]を選択します。
以下のような画面が表示されますので、[完了]を選択します。
仮想マシンの作成はこれで完了です。
Ubuntuのインストール
ISOファイルをセットします。作成したゲストOSを右クリックして、[設定(S)]を選択します。
以下のような画面が表示されますので、[CD/DVD(SATA)]を選択して、右側の表示から[接続]→[参照(B)]を選択する。
今回インストールで使用する以下のISOファイルを選択して、[開く(O)]を選択します。
ubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso
以下の画面に戻るので、[OK]を選択します。
OSのインストールを開始します。
[仮想マシンの再生(L)]を選択します。
以下のよう画面が表示され、Ubuntuのインストールが開始されます。
以下のよう画面が表示されるので、左メニューから[日本語]を選択する。
[日本語]は、左メニューの一番下にあります。スクロールバーやキーボードの下キーを利用して、選択します。
このとき、画面下に表示されているVMware Toolsは、Ubuntuでは使用しないので、[通知しない]を選択しても問題ありません。
[日本語]を選択すると、以下のようにメニューの[日本語]が見えなくなりますが気にせず、右側に表示される[Ubuntu をインストール]を選択します。
以下のよう画面が表示されるので、[日本語]が表示されていることを確認して、[続ける]を選択します。このときも、画面右側が見切れています。
以下のよう画面が表示されるので、その他のオプションにある[グラフィックスと・・・]にチェックを入れ、[続ける]を選択します。
以下のよう画面が表示されるので、[ディスクを削除してUbuntuをインストール]にチェックされていることを確認して、[続ける]を選択します。
以下のよう画面が表示されるので、[続ける]を選択します。
以下のよう画面が表示されるので、[Tokyo]になっていることを確認して、[続ける]を選択します。
以下のよう画面が表示されるので、[あなたの名前][コンピュータの名前][ユーザ名の入力][パスワードの入力][パスワードの確認]の入力を行い、[続ける]を選択する。
以下のよう画面が表示され、インストールが開始されます。
ここは、少し時間がかかります。
私の環境では、5分程度かかりました。
以下のような画面が表示されるので、[今すぐ再起動する]を選択します。
「インストールメディアを取り除いて、再起動して」と英語で表示されます。
[Ctrl]+[Alt]キーを押して、マウスカーソルをホストOSに戻して、
VMware Playerのメニューから[Player(P)]→[パワー(P)]→[ゲストを再起動]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、[はい(Y)]を選択します。
アップデート
ゲストOSが再起動され、Ubuntu起動されます。
ユーザ名を選択します。
パスワードを入力して、[Sign In]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、画面右上の[Next]を選択する
以下のような画面が表示されるので、画面右上の[Next]を選択する
以下のような画面が表示されるので、画面右上の[Next]を選択する
以下のような画面が表示されるので、画面左下の[この操作を今すぐ実行する(R)]を選択する
以下のような画面が表示されるので、[アップデート]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、[インストール]を選択します。
パスワードを入力して[Authenticate]を選択する。
2,3分程たつと完了します。
以下のような画面が表示されるので、メニューの一番上に[日本語]が表示されていることを確認して、[システム全体に適用]を選択します。
マウスカーソルが元に戻らないことがありますが、一度ウィンドウを閉じて開くことで終了します。
[閉じる]を選択して、[Close]を選択して終了します。
ここで、一旦再起動して、日本語がシステム全体に反映されたことを確認します。
右上の電源マーク→電源マーク→[Restart] を選択します。
画面サイズ変更
画面表示が少しおかしいですが、日本語表示に変わりました。
ログインします。
画面表示がおかしいままだと作業しづらいので、一度 VMware Player のフルスクリーンモードを選択して、全体表示に変えます。その後、フルスクリーンモードを終了させると、画面は正しい表示になります。
画面左下の九つの・アイコン[アプリケーションを表示する]を選択します。
スクロールで下の方に、歯車とレンチのアイコン[設定]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、左メニュー一覧から[デバイス]を選択します。
メニューの下から2番目にあるので、画面をスクロールさせて選択します。
以下のような画面が表示されるので、右側の[解像度]の800 x 600 (4:3)を選択して、サイズを少し大きいものにします。
ここでは、例として、1440 x 900 (16:10) を選択します。
選択後、右上に適用(A)ボタンが表示されているのですが、見えません。
ですので、ウィンドウの上バーをつかんで、ウィンドウを左にずらします。
ずらして見えたら、[適用(A)]を選択します。
以下のような画面が表示されるので、[変更を保存]を選択します。
これは、20数秒以内に選択しないと画面サイズが戻ってしまうので、その時は再度[適用]を選択しましょう。
これで、画面サイズを気にせず作業ができるようになります。
これである程度は、使える状態になりました。
日本語入力設定
次は、日本語入力を設定したいと思います。
私は、Windowsユーザなので、半角/全角キーで日本語入力をしたい。
先ほどと同じよう[設定]画面を開きます。
画面左下の九つの・アイコン[アプリケーションを表示する]を選択します。
スクロールで下の方にある歯車とレンチのアイコン[設定]を選択します。
すると以下のような画面になるので、左メニューから[地域と言語]を選択します。
右側のメニューにある入力ソースで、[日本語(Mozc)]を選択して、^ボタンを選択して、
[日本語(Mozc)]を一番上に持っていきます。
設定できたら、ウィンドウを閉じて再起動します。
右上の電源マーク→電源マーク→再起動 を選択します。
再起動して、ログインすると、画面右上の[ja]というアイコンが[A]に変わっていれば成功です。
左メニューからLibreOffice Writerを選択して、起動します。
実際に、入力を確認してみます。
半角キーを押すごとに、日本語入力モード←→半角入力モードに切り替わります。
日本語変換もスペースキーでWindowsライクに入力できるようになります。
open-vm-toolsのインストール
ここまできたら、あと少し、せっかくなので、open-vm-toolsもインストールしたいと思います。
open-vm-toolsは、
・画面サイズ変更簡単にできるようになる。
・ドラッグ&ドロップで、ホストOSゲストOS間でファイルのやりとりができる。
など、仮想環境での機能がアップグレードされます。
画面のどこかで右クリックして、[端末を開く(E)]を選択します。
ただし、手動でインストールなので、コマンド入力が必要です。
ですので、少し面倒に見えるかもしれません。
でも、導入すると、GUIの操作が非常に簡単になるので、おすすめです。
端末画面が開くので、
コマンドとして、以下を入力して実行します。
sudo apt-get install open-vm-tools open-vm-tools-desktop
ざっくりと解説すると、
sudo | : | 管理者モードでコマンド実行 |
---|---|---|
apt-get | : | アプリをゲットするコマンド |
install | : | 指定のアプリをインストールするapt-getのオプション |
open-vm-tools open-vm-tools-desktop | : | インストールするアプリ |
といった感じです。
[Enter]キーで実行すると、パスワードを聞いてきますので、
ログインユーザのパスワードを入力して[Enter]キーで実行します。
sudo コマンドは管理者モードで実行するため、必ずパスワード入力を求められます。
入力が正しくされていると、以下のような画面になり続行するか聞かれるので、
大文字 [Y] を入力して、[Enter]キーで実行します。
すると、open-vm-tools/open-vm-tools-desktop のインストールが始まり、画面サイズが元に戻ります。
ここからは、画面サイズの変更は、画面右下をドラッグすることで、自由にサイズを変更できるようになります。
ただ、まだ、ホストOSとゲストOS間のファイルドラッグ&ドロップはできません。
再起動後に有効になるので、ゲストOSを再起動します。
右上の電源マーク→電源マーク→[再起動] を選択します。
再起動して、ログインしたら、ホストOSとゲストOS間のファイルドラッグ&ドロップを試してみます。
例として、Ubuntuのダウンロード時に入手したCHECKSUMで試してみます。
うまくいきました。
逆にUbuntu→Windowsも確認します。
Ubuntuのファイルは、端末で、touch a.txt と入力して、空ファイルを準備しました。
こちらもうまくいきました。
他にも、テキストのコピー&ペーストも双方向でできることが確認できました。
まだ、調べたが足りないので、他にもできることはあると思いますが、これで、試用環境としては、とりあえず、良いかと思います。
他にも何か発見できたら、書いていこうと思います。
他ゲストOSのインストール
参考情報
VMware公式サイトーOpen VM Tools の使用
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