久々にWindowsで記事を投稿します。
なんかBloggerの見た目が変わってましたが、そのあたりは、
別の記事で。使いやすくなってるといいのですが。。。
本題に戻ります。
VMware で仮想環境を構築しよう
仮想環境構築ですが、今回はVMwareを使ってみたいと思います。
仮想環境の種類
Windowsに導入可能な仮想環境は、いろいろありますが、
主には、以下があります。
- Hyper-V
- VMware
Hyper-VはMicrosoftが開発元となっており、Windows10 pro以上なら標準で搭載されている機能です。ただ、MacOSでは使えません。
その点、VMwareは、VMwareが開発元で、仮想環境シェアNo.1で、フリー(非商用利用)で使えます。
VMware の種類
以下が、VMwareのラインナップです。
- VMware Player (Windows版)
- VMware Fusion(Mac版)
- VMware ESXi(サーバ版)
ゲストOSとして仮想環境上で動作するOSも
- Windows
- Linux
- MacOS(VMware非公式)
となっています。
将来的には、ESXiに移行するなんて夢もあるので、今回、Windows10 に構築するのは、VMware Player にします。
では、早速、ここからダウンロードとインストールです。
Windows10 に VMware をインストールする方法
まずは、ダウンロードから。
ダウンロード
以下の VMware のサイトから VMware Player 15.5.2 をダウンロードします。
VMware ダウンロードサイト
画面右上の方にある [今すぐダウンロード] を選択します。
今回の導入先は、Windows10 なので、VMware Workstation 15.5.2 Player for Windows 64-bit Operating Systems を選択します。
Windows 64bit OS専用の VMware Player になります。
ちなみに、Windows 32bit版は、VMware Player 6 Plus という製品が最後になっているようです。
32bit版は、ホストOSのメモリ制限があるので、ゲストOSのレスポンスも悪くなるのでお勧めできません。
上の画面のようになったら、ダウンロードが完了です。
インストール
ここからがインストールです。
ブラウザ左下から [開く] を選択します。
以下のような画面が表示されたら、[はい] をクリックします。
以下のような画面が表示されインストールの準備が開始されます。
以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。
以下のような画面が表示されたら、[使用許諾契約書に同意します] にチェックを入れ、[次へ(N)] をクリックします。
以下のような画面が表示されたら、[拡張キーボードドライバ]にチェックを入れ、[次へ(N)] をクリックします。インストール先を変更する場合は、[変更]をクリックして変更します。
以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。
(「VMware カスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加します(J)」のチェックは不要なら外してもいいです。)
以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。
(これも不要なら適宜チェックを外してもいいです。)
以下のような画面が表示されたら、インストール準備完了です。
[インストール次へ(I)] をクリックしてインストールを開始します。
以下のような画面が表示されたら、インストールが始まります。
以下のような画面が表示されたら、インストール完了です。
[完了(F)] をクリックします。
以下のような画面が表示されるので、[はい(Y)] を選択し、Windows の再起動をします。
Windows が起動したら、ログインします。
VMware Player を起動します。
起動は、ショートカットアイコン/スタートメニューから可能です。
Windows 10のタスクバーの検索ボックスに「vmplayer」と入力して起動することも可能です。
これで、VMwareのホストOS側のインストールは完了です。
VMware Player 15.5.2 で修正された問題
VMSA-2020-0004がVMwareの既知問題としてナンバリングされており、CVEベースで以下の3件について修正されています。
- CVE-2020-3947(VMSA-2020-0004)
- CVE-2020-3948(VMSA-2020-0004)
- CVE-2019-5543(VMSA-2020-0004)
CVE-2020-3947
対象:VMware Horizon Client for Windows, VMRC for Windows, VMware Workstation,VMware Fusion
重要度:Critical
脆弱性:vmnetdhcpの解放後使用の脆弱性
危険性:この問題の悪用に成功すると、ゲストからホストでコードが実行されるか、攻撃者がホストマシンで実行されているvmnetdhcpサービスのサービス拒否状態を作成できる可能性があります。
CVE-2020-3948
対象:VMware Workstation,VMware Fusion
重要度:Critical
脆弱性:Cortado Thinprintのローカル権限昇格の脆弱性
危険性:仮想印刷が有効になっているLinuxゲストVMに管理者以外のアクセス権を持つローカルの攻撃者は、この問題を悪用して、同じゲストVMのrootに権限を昇格する可能性があります。
CVE-2019-5543
対象:VMware Horizon Client for Windows, VMRC fow Windows , VMware Workstation for Windows
重要度:Important
脆弱性:VMware Horizon Client、VMRCおよびワークステーションの権限昇格の脆弱性
危険性:ソフトウェアがインストールされているシステムのローカルユーザーがこの問題を悪用して、任意のユーザーとしてコマンドを実行する可能性があります。
VMware Player 15.5.1 以前を使用している方は、15.5.2にアップデートしておきたいですね。
次回は、構築した仮想環境にゲストOSをインストールをしてみたいと思います。
参考情報
VMware公式サイトーVMware Workstation Player | VMware | JP
VMware公式サイトーVMware Workstation Player for Windows ドキュメント
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