今回は、Android Studio 4.0.0 が正式リリースされたということで、アップデートしてみたいと思います。
Android Studio 4.0.0 にアップデートしよう
アップデート前のバージョンを確認
- Android Studio を起動します。
- 前回作った HelloWorld のプロジェクトが自動的に開かれます。画面右下に更新の通知が来ています。
- 今のバージョンを確認します。
- [ ヘルプ(H) ] > [ バージョン情報(A) ] を選択します。
Android Studio 3.6.3 Build #AI-192.7142.36.36.6392135, build on April 14, 2020
ランタイム・バージョン: 1.8.0_212-release-1586-b04 amd 64
VM: OpenJDK 64-Bit Server VM vy JetBrains s.r.o
日本語化された状態になっています。メジャーバージョンアップなので、日本語が英語に戻る可能性もあります。
アップデートしよう
現行バージョンが多少違っていても、手順はほとんど変わりません。
- [ 更新 ] を選択します。
- IDE およびプラグインの更新 の情報が表示されます。
- Create and preview animations for MotionLayout using the new Motion Editor
- See real-time insights into your app’s UI with the new 'Live' Layout Inspector
- Improved CPU Profiler UI for easier thread activity analysis
- Troubleshoot build speed regressions with Build Analyzer
- Compare layouts across multiple device configurations using Layout Validation
- All improvements from IntelliJ IDEA 2019.3.3
- Use Java 8+ language APIs on older versions of Android
- Baseline support for Kotlin DSL script (KTS) files
- Smart editor features when writing rules for code shrinking
- Dynamic Features can now depend on one another
- New Kotlin Android live templates
- Clangd integration
- 新しいモーションエディターを使用してMotionLayoutのアニメーションを作成およびプレビュー
- 新しい「ライブ」レイアウトインスペクターでアプリのUIに関するリアルタイムインサイトビュー
- スレッドアクティビティ分析を容易にするためのCPUプロファイラーUIの改善
- ビルドアナライザーよるビルド速度遅延に対するトラブルシューティング
- レイアウト検証を使った複数のデバイス構成間のレイアウト比較
- IntelliJ IDEA 2019.3.3から大幅改善
- 古いバージョンのAndroidでのJava 8+言語APIの使用
- Kotlin DSLスクリプト(KTS)ファイルのベースラインサポート
- コード圧縮のルールを記述する際のスマートエディター機能
- 動的機能が他の動的機能と依存できるようになった
- 新しいKotlin Androidライブテンプレート
- Clangdの統合
- [ 更新して再起動(D) ] を選択します。
- [ はい ] を選択します。
- アップデートがはじまります。メイン画面も自動的に閉じられます。
- 前バージョンの設定を引き継ぐかの選択ですが、カスタマイズしている方は、[ Previous version ] > [ OK ] を選択します。
- 引き継がなくていい人は、[ Do not import settings ] > [ OK ] を選択します。
- 不要になるディレクトリを削除してくれるメニューです。不要なディレクトリにチェックをして [ Delete Directories ] を選択します。
- [ Next ] を選択します。
- [ Standard ] > [ Next ] を選択します。
- [ Darcula ] > [ Next ] を選択します。もちろん好きなほうでいいです。
- 設定内容を確認して、[ finish ] を選択します。
- [ finish ] を選択します。
- ようこそ画面が表示されます。英語にもどっちゃったぁ。
現行バージョン:3.6.3(build 192.7142.36.36.6392135)
新バージョン:4.0(build 193.6911.18.40.6514223)
パッチ・サイズ:247 MB
となっています。
一応、リリース・ノートを見ておきます。
https://androidstudio.googleblog.com/?utm_source=android-studio
リリース・ノートにはほとんどなにも記載されていません。
最近のリリース・ノートあるあるです。後日記載的な。。。
ダイアログの方が情報多いですね
Android Studio の最新の安定版リリースがダウンロード可能になりました。
Android Studio 4.0 is a major new release and includes performance improvements, bug fixes and new features.
(適当日本語訳するとこんな感じでしょうか)
Android Studio の最新の安定版リリースがダウンロード可能になりました。
Android Studio 4.0は、新メジャーリリースで、パフォーマンスの改善、バグ修正、新機能が含まれています。
後日記載ですが、YouTubeで公式から出ているAndroir Stduio 4.0 What's New動画を見つけました。
日本語化しよう
日本語化プラグイン様のお世話になります。
- 日本語化プラグインのダウンロードサイト行きます。
[ Pleiades プラグイン・ダウンロード] > [ Windows ] を選択します。 - [ pleiades-win.zip ] がダウンロードされます。
- zip ファイルをすべて展開します。
- 展開したフォルダ内の [ setup.exe ]を選択します。
- Ver.2020.05.03 と前回 3.8.3 の時と同じバージョンです。[ 選択 ] を選択します。
- [ C:\Program Files\Android\Android Studio\bin ] > [ studio64.exe ] を選択します。
- [ 日本語化する ] を選択します。
- [ OK ] を選択します。
- [ 終了 ] を選択します。
- [ Android Studio ] のメイン画面をいったん閉じます。
- [ Android Studio ] を起動します。
- [ ようこそ ] 画面が日本語化されています。
- まだ、ここでは終わりません。エラーメッセージの対応状況を見てみます。[ 既存の Android Studio プロジェクトを開く ] を選択します。
- [ HelloWorld ] を選択します。
- 画面右下の更新通知が来ています。[更新]を選択します。
- [ 更新 ] を選択します。
- 画面右下のGradle 同期が完了するまで待ちます。
- ソースの最終行に BUG を埋め込みます。
- [ ビルド ] > [ プロジェクトの作成 ] を選択します。
- エラーメッセージが文字化けしています。
- [ ヘルプ(H) ] > [ カスタマVMオプションの編集 ] を選択します。
- 開いた画面の最終行に
- Android studioを再起動して、[ ビルド ] > [ プロジェクトを作成 ] を選択します。
- エラーが日本語化されています。
-Dfile.encoding=UTF-8
これで完了です。
アップデート後のバージョンを確認
- [ ヘルプ ] > [ バージョン情報(A) ] を選択します。
Android Studio 4.0 Build #AI-193.6911.18.40.6514223 on May 21, 2020
ランタイム・バージョン: 1.8.0_242-release-1644-b01 amd 64
VM: OpenJDK 64-Bit Server VM vy JetBrains s.r.o
となっています。
Android Studio 4.0.0 を新規インストールしよう
実は、別記事にしてもよかったのですが、あまり変わり映えしないので、簡単記載でまとめます。
新規インストールの場合は、公式サイトからダウンロードする手順が増えるだけです。
あとは、アップグレードと同じ手順を踏むだけで、日本語化まで可能です。
- ダウンロードサイトから、Android Studio 4.0 for WIndows 64-bit をダウンロードします。
- そのあとは、アップデートしようの更新後の手順とほぼ同じなので、参考にしてみてください。
関連情報
Android Studio release notes | Android Developers
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