今回は、久々にCentOS安定版がアップデートされたということで、VMware Playerにインストールしたいと思います。
VMware に CentOS 8.2.2004 をインストール しよう
CentOS公式サイト(英語サイト)
CentOS 8.2(2004) と最新の安定版になったようです。ベースOSは、RHEL8.2になってますね。
(2020/6/15 更新)
事前準備
- VMware Player 15のインストール
- VMware Player 15のアップデート(最新の15.5.6にします)
インストール
確認
CentOS 8.2.2004 の ISOファイルの取得
CentOS公式サイト(日本語サイト)
取得手順
- 以下のダウンロードサイトに行きます。 http://isoredirect.centos.org/centos/8/isos/x86_64/
- ファイル [ CentOS-8.2.2004-x86_64-dvd1.iso ] と [ CHECKSUM ] をダウンロードします。
日本のサイトをどれかを選択します。
ISOイメージは、約7.7GBytes あります。
ISOファイルのCHECKSUMを確認
CHECKSUMは、前回同様 SHA-256なので、
でも使った「MD5 & SHA Checksum Utility」を使います。
SHA-256も一致し、ISOファイルも問題ありません。
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仮想マシンの作成
- [ 新規仮想マシンの作成(N) ] を選択します。
- [ 後で OS をインストール(S) ] > [ 次へ(N) ] を選択します。
- [ Linux(L) ] > [ CentOS 8 64ビット ] > [ 次へ(N) ] を選択します。
- [ 仮想マシン名(V) ] > [ CentOS 8.2.2004 (64 ビット) ] にして [ 次へ(N) ] を選択します。
- 適宜、設定を変更して [ 次へ(N) ] を選択します。
- [ ハードウェアをカスタマイズ(C) ] を選択します。
- メモリを
4096MB /プロセッサを2 に変更して「閉じる」を選択します。 - 「完了」を選択します。
- 作成した [ CentOS 8.2.2004(64ビット) ] を右クリックして [ 設定(S) ] を選択します。
- [ CD/DVD(IDE) ] > [ ISOイメージファイルを使用する(M) ] > [ 参照(B) ] を選択します。
- [ CentOS-8.2.2004-x86_64-dvd1.iso ] を選び [ 開く(O) ] を選択します。
- [ OK ] を選択します。
- [ CentOS-8.2.2004-x86_64-dvd1.iso ] を選び [ 仮想マシンの再生(L) ] を選択します。
- [ Enter ] キーを押します。待っていても 60秒後 にブートされます。
- 画面左側のメニューを下にスクロールさせ、[ 日本語 ] を選び、[ 続行(C) ] を選択します。
- [ 時刻と日付 ] を選択します。
既定で [ アメリカ大陸/ニューヨーク ] になっているので、日本に変更します。 - 地図から [ 日本 ] を選択して [ 完了(D) ] を選択します。
- ソフトウェアの選択(S)を選択します。
既定で [ サーバ(GUI使用) ] になっています。 - [ ワークステーション ] 選択して [ 完了(D) ] を選択します。
日本語入力環境を作るには、ワークステーションが一番簡単です。 - 画面右側で見切れてる [ インストール先 ] を選択します。これは必須項目なのでスキップできません。
- 「完了(D)」を選択します。システムのインストール先を選ぶのですが、仮想マシン作成時の仮想ディスクにするなら何も設定しなくても問題ありません。
- 画面右側で見切れてる [ ネットワーク ] を選択します。
- [ Ethernet ] をオフ→オンに切り替え、「完了(D)」を選択します。
- [ インストールの開始 ] を選択します。
- 「ユーザの作成(U)」を選択します。
- [ このユーザを管理者にする(M) ] にチェックを入れます
- フルネーム
- ユーザ名
- パスワード
- パスワードの確認
- パッケージインストール(約15分)が終わったら、[ 再起動 ] を選択します。
- 仮想マシンが再起動され、画面が少し広くなります。
- ライセンス契約が記載されています。
- 「設定の完了(F)」を選択します。
- [ ユーザ名 ] を選択します。
- [ パスワード ] を入力して [ サインイン ] を選択します。
- [ 日本語 ] が選択されていることを確認して、[ 次へ(N) ] を選択します。
- [ 日本(かな漢字)] を選択して、[ 次へ(N) ] を選択します。
- [ 位置情報サービス ] をオフにして、[ 次へ(N) ] を選択します。
- オンラインアカウント接続の設定です。ここは、[ スキップ ] してもいいです。便利な分、セキュリティリスクもあります。
- Googleアカウントの [ メールアドレス ] を入力して、[ 次へ ] を選択します。
- Googleアカウントの [ パスワード ] を入力して、[ 次へ ] を選択します。
- Googleアカウントで2段階認証プロセスを有効にしている場合は応答します。
- アプリの[ パスコード ] を入力します。
- GNOMEアプリに付与する権限が表示されます。
- [ 次へ(N) ] を選択します。
- [ CentOS Linux を使い始める(S) ] を選択します。
- [ × ] アイコンでウィンドウを閉じます。
- [ アクティビティ ] > [ ・ ] > [ テキストエディタ ] を選択します。
- [ Super ] + [ スペース ] でかな漢字入力モードに変更できます。
- 画面サイズ変更可能
- テキストのコピペも双方向に可能
真ん中の簡易インストールを使うと英語環境になってしまうので、使いません。毎回確認してますが、いつもように英語環境になってしまいました。それでも後から日本語化もできるとは思いますが、設定やインストールなど面倒です。簡易インストールで言語選択できるようにしてほしい。
前回のVMware Player 15.5.2では、CentOS 7 までだったのですが、追加されてました。
CentOS8.2 のリリースノートで、メモリ4GBは推奨値になっています。最低でも2GBはないと、Bug 8353 を踏む可能性があるとの記載がありました。踏む条件はもっとありそうですが。。。
CentOSのインストール
ここから画面右側が見切れてます。
を入力して「完了(D)」を選択します。
画面中央の「License Information」を選択します。
日本語訳すると、
CentOS 8 Linux EULACentOS 8 Linuxは、書面または黙示を問わず、いかなる種類の保証も行いません。ディストリビューションはGPLv2としてリリースされています。ディストリビューションの各パッケージには、独自のライセンスが付属しています。 GPLv2ライセンスのコピーは、配布メディアに含まれています。
といった内容です。
問題なければ、[ ライセンス契約に同意します。(A) ] にチェックを入れ、
[ 完了(D) ] を選択します。
[ 位置情報サービス ] は利用しないのでオフにします。
ここでは、例として [ Google ] を選択します。
Google接続を有効にしておくと、情報共有がしやすくなります。
便利とリスクはトレードオフです。スキップされた場合は、【 Google 接続設定】を読み飛ばしてください。
ここから【 Google 接続設定 】
ここでは、Googleアプリ認証システムで応答します。
[ 許可 ] を選択しないと、有効になりません。許可する内容を読むとちょっと躊躇しちゃいます。( ゚Д゚)。
ここまで【 Google 接続設定 】
日本語入力確認
その後は、[ 半角/全角 ] キーで半角←→日本語入力を切り替えられます。
日本語入力も問題ありません。
open-vm-toolsの確認
open-vm-toolsもインストール済みです。
ですので、
ホストOS間のファイルのドラッグ&ドロップはできませんが、Googleアカウント接続を使えば、「ファイル」からGoogleドライブ経由でやり取りできます。
他ゲストOSのインストール
関連情報
CentOS公式サイト(英語サイト)
VMware Player 15のインストール
ダウンロードしたものをチェックする(ISOファイル編)
VMwareに Linux をインストール&設定(Ubuntu 20.04編)
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